- 性格おくびょう・
ものおとにびんかん - 呼び方俺 / 名前
- 年齢21歳
- 身長178cm
14年前に崩壊したとされるイデアーレの王子。本名はリーゼロッテ。ある者に記憶を消され、幼少期の記憶がない。故郷がなくなり記憶もないまま雪丸に連れられ、10代の頃は彼の仕事と遊びに、自身の修行にと忙しい生活を送っていた。面倒ごとを頼まれたり好き勝手な行動で振り回されることが多かったが、彼のことを本当の親のように慕っていた。17歳のある日、雪丸と別れ一人で行動していた際に盗賊に追い詰められ、運良くロウファに助けられる。自分のことを知っていると言う男には不信感しかなく警戒していたが、勝手に着いてくる割には何の悪事も起こさないため段々と心を許すようになっていった。20歳になる頃、大切に持っていろと剣を置いて突然雪丸が姿を消した。それをきっかけに自分のルーツを知るため、彼を探す旅に出た。性格はストイックで正義感が強く、自己犠牲が激しいためよくそのことでロウファとは言い合いになっている。ロウファのことは大切な仲間だと思っているが激しいスキンシップには少々戸惑いがある。
師匠:雪丸に振り回される日々
旧友?:ロウファのことが少し苦手
シャンバラの貧民街育ち。幼い頃に両親が亡くなり、それと同時に騎士団の少年騎士部隊に所属させられた。5歳の頃、自分は周りとは何かが違うと感じ、7歳で自分が男の子が好きだということに気付く。周りとは違う自分の気質に騎士団の男の子たちはロウファを仲間外れにし、いじめが始まった。そのいじめから溺れかけたことがあり水には恐怖心がある。9歳の頃に見習い兵士としてイデアーレ入りをした際に宮殿から逃げ出したリゼと出会いそこで一目惚れをした。自分の気質や境遇を打ち明けても寛大な心で受け止めてくれた彼に惹かれ、特別な人になったがイデアーレが崩壊した際に散り散りになってしまった。10年もの長い間彼を探し続け、やっとのことで再会を果たしたが、彼が記憶を失っていることにショックを受ける。その後、力になりたいと記憶の手がかりを探すため、旅に同伴した。リゼを大切に思っているが、好きすぎてブレーキが効かないこともあり、彼をよく困らせている。リゼと出会い内気な性格から明るく社交的になったが、ふとたまに過去のことを思い出し静かに膝を抱えていることもある。
大切な人:リゼの力になりたい
シャンバラ出身。人売りに捉えられていたところをリゼに助けられ、それから恩返しをしたいと決意し一緒に旅をする事になった。彼の出生の秘密や旅の真の目的もよく知らないが、少しでも助けになりたいと考えている。リゼに憧れを抱いているが彼の前だと照れて挙動不審になってしまい、いつも赤面している。性格は穏やかであまり人の前に出るタイプではない。よく蓮汰に恋の相談をしている。
憧れ:リゼの助けになりたいと思っている。
昔イデアーレの被験体だった。イデアーレが滅んだ後、シャンバラの貧民街で彷徨っていたところ、リゼと出会った。礼儀正しくしっかり者で、メンバーのまとめ役。性格はとても穏やかで心優しい人。だが少しネガティブで引っ込み思案なところがある。
シャンバラ出身。ジャンバラ時代は荒れており、貧民街で数々のケンカに明け暮れていた。今は更正し、明るく元気なおバカキャラになった。リゼのことは人生の恩人だと思っており、慕っている。
性格は大雑把であまり物事を深く考えないタイプだが、人の気持ちには敏感に反応してしまう繊細なところもある。ロウファとリゼのくっついたり離れたりする関係に対して、早く仲良く平和になってほしいと思っている。
宛もなく各地をふわふわしていたところ、旅をしている一行のことが気になり付いてきた。その中でも喜怒哀楽が激しい蓮汰のことが気に入っている。実は幽霊少女である。皆は幽霊だと知っていても同じ人間のように接してくれるが、お化けが苦手な蓮汰には怖がられている。
食事はしなくてもいい体質らしいが固形物を食べることはできる。
かつてのイデアーレ王でリゼの実の父親。妃のことを愛していたが、リゼが生まれて間も無く妃を病で失ったことがきっかけで闇に飲まれた男。悲しみの反動から妻に容姿がそっくりだった自分の息子を二度と妻のように失わないために、永遠に朽ちることのない身体にしようと実験し狂変した。その後怪しい動きをしていると判断されイデアーレは壊滅した。のちヨシュア自身は政府に捉えられ、現在はどこかで幽閉されているらしいが…。リゼの師匠である雪丸とは腐れ縁であり、好意を寄せられていたが気にも留めていなかった。
息子:リゼ
旧友:雪丸
リゼの育ての親兼師匠。イデアーレが滅んだ後、独りになった7歳のリゼを連れ出し各地を放浪しながら稽古をつけていた。伝説の剣豪と言われるほどの実力の持ち主。各地を回っていた事もありとても物知りである。だが残念な程に酒と女好きでリゼを振り回し迷惑をかけていた。実はイデアーレ壊滅の関係者であり、リゼの記憶の手がかりにもなる人物。リゼの父親であるヨシュアとは古くからの友人であり、憧れていた。息子が生まれる際には自分のことのように喜んだがリゼが生まれた後すぐに妃を失い狂ってしまった彼のことを止めようとするが自分ではどうすることもできなかった。彼の息子であるリゼのことは表には出さないが溺愛している。古くからイデアーレ人が守っていた剣をリゼに預け、彼の前から姿を消したが、最近のフランチェスカや政府の動向が気になり再会した。
弟子:リゼのことを心から愛している
友:ヨシュアを救いたかった
永遠の生と美を手に入れたいという野望があり、そのためには手段を選ばない男。術式に長けた歴史があるかつてのイデアーレ宮殿に目を付け、不死に関しての手がかりを探っていた過去があり、不死実験の指揮官を勤めていた。リゼの従者(教育兼世話係)でもあり、表向きは穏やかな世話好きの兄のように親しげに接していたが、ラースの適合者で永遠の生を手に入れられる素質がある彼に対して妬みがあり、訓練に消極的で逃げ癖がある行動には不満があった。イデアーレ崩壊と同時に姿を眩まし、現在はある古代の神について追っているらしい。性格はプライドが高く自身の容姿に絶対的な自信があるナルシスト。処世術に長けているため、宮中の上級まで上り詰めヨシュアからの信頼を得ていた。リゼの記憶に関わる最重要人物でもある。
主人:ヨシュアに禁術について仄めかす
嫉妬:リゼの出生に対して妬みがある